奥が深い!スケール、モード勉強会

兵庫県川西市の高橋ピアノ・リトミック教室です。

今、通っている樹原涼子先生によるスケール・モードの勉強会。
実際に教えてくださるのは三重県からお越しの先生ですがその内容はなかなか奥が深いです。

生徒たちのスケールに対する反応がイマイチ・・・
調合が増えたり減ったり、どうしてこれが必要なの?と口では言わないけど そんな感じの音に聞こえる・・・
違うアプローチを求めて 軽い気持ちで行き始めて半年。
前回のディミニッシュトスケールも中々の衝撃でした。
コードネームのディミニッシュ7をスケールで弾くの???
でもその音階は実は3パターンにのみ分けられる。
ホントだ!考えたこともなかった・・・

今回は五音音階について。
民謡や沖縄音階は学生時代に習ったような気もする。
それに加えて 都節音階と律音階。
この4つの音階は ドとファ、ソと高いド と完全4度を並べた間に中間音を1つずつ入れて五音音階にする、というものです。
中間音を短3度で入れると音階は ド ・ミフラット・ ファ・ ソ・ シフラット・ 高いド となり 民謡になります。
中間音を長3度にすると ド・ミ・ファ・ソ・シ・高いド で沖縄音階です。
マイナーペンタトニックスケール、はジャズで使われるブルーノートを使った音階。
並べてみると なんと 民謡の音階と同じに。
人間の欲する音は国がかわっても 共通点があるのですね。

ブルーノート、のブルー、は奴隷として連れてこられた黒人の涙。なので半音下げられているとか。
ブルーノート、は涙の音、という悲しい説もあるそうです。