嬉しい!レッスン再開の生徒たち

兵庫県川西市の高橋ピアノ教室 takapiano.com です。

年末から年始にかけて、嬉しい出来事が続きました。
一昨年のクリスマス会を最後に 勉強が忙しく、塾との両立が難しい と教室を去っていった中学生。
ちょうど1年の時を経て やはりピアノが弾きたいので、またレッスンに通いたいと連絡がありました。
辞める寸前は練習も思うように進まず、ヤキモキした日もありましたが 自分の思いの気づきもあったからか、今はよく練習している様子です。

もう1人、2年前の発表会を最後に 高校受験があるから、と辞めていった中学生。
高校は第一希望の難関校に合格されました。
そこで、中学から続けている吹奏楽部に入部され、今回、ソロコンテストにエントリーしたお友達のためにピアノ伴奏をすることになったそうです。
コンクールの伴奏ということで、不安なのでレッスンして欲しいと連絡がありました。
私のことを思い出して連絡くださったことが 感激でした。

久しぶりに会う彼女はメガネからコンタクトになり、可愛らしく少し大人っぽくなっていました。
思春期も抜けつつあり、受験も終えて 穏やかに受け答えする姿にも成長を感じました。
こちらは期間限定ですが、元気で かつ、成長した姿が見れ、またレッスン出来て とても嬉しかったです。

一度、辞めた先生に また連絡する、というのは 正直 勇気がいると思うのです。
今回、立て続けに 2人の生徒が 連絡をくれたことに 私が垣根を作っていなかったのだと 確信を持ちました。
これは自分の中でも大切にしていることで、師弟関係、というのはとても大切で一線は引くべきで礼を欠いてはいけないと思っています。
ただ、先生のプライドが垣根となって 思いが伝えられない、とか なんだか緊張する、という感じは持って欲しく無いなとレッスンの時も気をつけています。
なので、生徒たちは日々の出来事や悩みを話してくれますし、その話が後々の音楽表現のヒントになったりしています。
ほら、あの時のあの気持ちで弾いてみて、などいう感じです。
もう一度、私にピアノを習いたいと思ってくれた生徒と、高橋先生に連絡しようか、連絡くださった親御さんにも感謝しつつ、もう一度弾きたい、と思った気持ちが しぼむことの無いように 大切に育てて行きたいと思います。