美術館で芸術都市バルセロナにふれて

兵庫県川西市の髙橋ピアノ・リトミック教室です。

夏休みも残すところ四分の一となりました。
今年も音大時代の友人4人での夏の旅行に行ってきました。
この旅行は 独身時代から 始まり、子連れの旅時代も含めて 30年以上続いています。
ただの観光旅行で終わらせず、体験をしてみたり 学びを入れたり 美術館は1つはスケジュールに入れようということで様々なところを旅しています。

今回は1日目は、岡山の宇野港を目指し、〝宇野のチヌ〟を見て フェリーで 直島に渡り、自転車で 赤カボチャ、黄色カボチャを回り ベネッセミュージアム、安藤忠雄美術館に行き、家プロジェクトの家々を見学しました。
夕食はバーベキューを楽しみ、その後はリコーダー合奏です。
4人いることでソプラノ、アルト、テナー、バス とそれぞれの楽器でパート分けしての合わせです。
まだまだ未熟ですが 4重奏のリコーダーの音色は何時間吹いても飽きることはないほど美しいです。

2日目は 帰りつつ、姫路市立美術館と姫路城をまわりました。
美術館で開催されているバルセロナ展は とても楽しみでした。
ガウディやピカソはじめ、ミロやダリなどの作品も展示されていました。
1888年のバルセロナ万博のためのポスターなども展示されていましたが、洒落ていて この時代の日本と比べるとかなり進んだセンスだと思います。
絵画だけでなく、家具や宝飾品、彫刻などの展示もありましたが、こちらも現代的センスで古さを感じないものでした。

絵画も美しく この時代における貧富の差を描いた絵画などは 思わず足を止めて 息を呑むようなものもありました。
絵画は 私の中では音楽に通ずるところがかなりあります。
時代背景を考えたり、その絵画に合うピアノ曲を頭の中で流してみたり、刺激を受けます。

バルセロナといえば バルセロナオリンピックのイメージですが、世界遺産のサグラダファミリアの設計者ガウディやパブロ ピカソなどの偉大な芸術家を生んだ「芸術」の都市であることを 深く心に刻んだ旅となりました。